2024.03.15
自分の年齢と年収から借りられるお金を把握し返済計画を立てよう
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返済額を計算して年収負担率を考えよう
まず返済上限年数の計算方法は、引退する年齢-現在の年齢です。仮に65歳で引退し現在30歳なら35年の返済上限年数です。
次に年間返済額の計算方法は、年収×25%です。仮に年収が500万円なら最大125万円の年間返済額です。
年間100万円を返す場合でも、年齢によって借り入れの総額が変わるので年齢に応じた返済プランをよく考えましょう。
また、住宅ローンと自己資金の合計額が使っていいお金と覚えておきましょう。
住宅ローンの借りる目安は建築総額の80%以下が理想です。年齢や年収に応じて、毎月の返済額や返済期間の上限は変わります。住宅ローンは建築総費用の80%以下とするのが理想です。
自己資金は自己資金+補助金で総費用の20%以上が理想です。建築総費用の20%以上が目安で、例えば3000万円の住宅ならば、600万円ほど用意するとかなり安心です。
借りられる金額の上限が返せる額とは限らないので、まずは自分が返せる上限を把握することが重要です。
住宅ローンの見直しで総返済額は減らせる
総返済額を減らしたい・完済を早めたい人は繰上返済
毎月の決まった返済とは別に元金の部分を前倒しして返済することです。支払うはずの利息が減るので、総返済額を抑えることができます。最も活用されている住宅ローンの見直しです。
金利の上昇などが気になる人は借り換え
別の金融機関で、もっと良い条件のローンを組み、それまでのローンを一括で返済する方法です。改めて審査や契約をする手間はありますが、場合によっては大幅に返済額を減らせます。
毎月の返済額が苦しい場合は条件変更
今のローンの支払額や利率などの条件を変更することです。今の条件では返済負担が大きく苦しい、世の中の金利が下がったことに応じてローンの利率も下げたいときなどに検討しましょう。
生活スタイルに合わせて臨機応変に選ぼう
住宅ローンの返済期間は長期間です。当然、世の中の変化や収入なども変わります。金利が大幅に下がれば、「借り換え」や「条件変更(金利)」は有効ですし、お金に余裕ができたら「繰上返済」をして、借入期間や毎月の返済額下げることもできます。
まとめ
物件探しを始める前に、まず決めておかなければならないのが予算です。住宅購入前において、予算のベースとなるお金は「自己資金」「援助金」「借入金」の3種類です。自己資金が少なくても、銀行から借りれば、より高額な物件にも手が届きます。しかし、大切なのは返済額を考慮することです。
一般的に、65歳から現在の年齢を引いた年数が返済期間の理想です。そしてこの返済期間に年収の25%を乗算した金額が最大返済額の目安となります。生活費や住宅の維持費を考慮しつつ、無理ない返済プランを立てるようにしましょう。