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2024.03.15

地震や災害リスクに備えて耐震等級の違いを知っておこう

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地震大国だからこそお家の耐震性にはこだわりたい

まず、耐震等級についてご紹介します。耐震等級とは地震に対するお家の強さを示す指標です。

耐震等級1

耐震等級1は、建築基準法で定められている基準の耐震性能を備えているお家です。震度6~7の地震にも1度は耐えられる耐震性ですが、大規模な修繕や住み替えが必要になると想定されます。

耐震と同様の意味で「免振」「制震」という仕組みがあります。これらは、揺れ自体を軽減させる仕組みで、高層マンションを中心に、最近では「制震」を取り入れたもお家も出ています。

耐震等級2

耐震等級1の1.25倍の耐震性を備えている建物で、震度6~7の地震にも耐えられる耐震性があります。損傷した場合も、一部の補修を行えば生活できる可能性が高いと想定され、一般的な地震には十分な安全性が確保されているお家です。

耐震等級2は、長期優良住宅として認定されます。また、地震や台風といった災害時の避難場所となる体育館や学校、地域住民の健康を守るために重要な病院などは、耐震等級2以上が求められています。

耐震等級3

最高ランクの耐震性です。耐震等級1と比較した場合に1.5倍の耐震性があり、震度6~7の地震にも耐えられます。また、損傷したとしても、一部の軽微な修繕のみで暮らせると想定されていて、非常に高い耐震性を備えていることが特徴です。

警察署や消防署など災害復興の重要な拠点となる建物は、耐震等級3レベルを満たしている場合が多いです。また、2016年熊本地震(最大震度7)では、耐震等級3の建物への大きな損傷は見られませんでした。

耐震等級で受けられるお得なメリット

  1. 地震保険が割り引かれる:地震被害のリスクが下がるため、地震保険が割り引かれます(保険会社後ごとに異なる)。また、地震保険は、地震保険控除で所得控除できるので節税にも。
  2. 住宅性能証明書を取得できる:新築するとき、耐震等級の認可を得ることで「住宅性能証明書」を取得できます。これは、住宅ローンで優遇を受けられたり、劣化対策や建物の維持のしやすさなどの対策がされた証明にもなるので、将来的な売却のし易さにも繋がります。

「断熱」と「換気」も家計と家族の快適を保つポイント

一戸建てはアパートに比べて当然広さがあるので、高い断熱性や効率的な換気ができるお家にしないと、余計な冷暖房費がかかってしまいます。極端に言ってしまうと、エアコンをガンガン使えばどんなお家でも快適に保つことはできますが、家計にも優しいかは別問題です。

真夏や真冬にモデルハウスや内覧会に行っても快適なのは当たり前で、そうなるようにエネルギーを使っています。

また、数値上の断熱性能が同じでも、性能が控えめな家は窓のサイズが小さく、高性能住宅は大きな窓で開放感や日当たり、通風を確保しながら断熱性能も落とさないといった、間取りにも大きな違いが出てくる場合もあります。

家づくりを考えるときには、快適性はもちろん、消費エネルギーの部分にも注意して選びましょう。

まとめ

地震や災害リスクに備えて知っておきたいのが耐震等級です。耐震等級は住宅の耐震性能を示す指標の1つで、「損傷防止」「倒壊等防止」という2つの目標を達成できる構造の強度が確保されているかどうかが評価されます。

耐震等級2以上を取得すると長期優良住宅認定基準の1つとなるほか、住宅取得等資金に係る贈与税の非課税措置を受けることができる「住宅性能証明書」を取得できます。